全数検査
100% Inspection
定義:
生産された製品の全てについて、一つずつ仕様や基準を満たしているかを確認する検査方法です。
目的:
不良品の市場への流出を確実に防ぐことです。特に、不良品の流出が許されない重要な製品や、不良が発生しやすい工程などで採用されますが、コストと時間がかかります。
補足:
OTRS10は検査そのもののツールではありません。しかし、OTRS10による製造プロセスの詳細な分析(作業方法、設備状態、ばらつきなど)を通じて、不良品の発生要因を特定し、プロセスを改善することで、そもそも不良品を作らない「品質の作り込み」を進めることが、全数検査への依存度を減らし、検査コストや手直しのムダを削減することに繋がります。