用語集

OTRS関連用語集

IE基本用語・原則

アンドン
Andon

生産ラインや作業エリアに設置される表示灯や表示盤で、生産状況や異常発生(設備停止、部品切れ、品質問題など)を作業者全員に知らせる仕組みです。多くの場合、作業者が自分でandonを点灯させます。

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IE基本用語・原則

後入れ先出し (LIFO)
Last-In First-Out (LIFO)

在庫管理の原則の一つで、後に倉庫に入庫した新しいものから先に払い出す(出庫する)ことです。FIFOとは対照的な考え方です。

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IE基本用語・原則

IoT (Internet of Things)
Internet of Things (IoT)

様々な物理的なモノ(設備、センサー、製品など)がインターネットを通じて相互に情報をやり取りする仕組み、またはその概念です。

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計測・測定

空き時間
Idle Time

人員や設備が、本来稼働できる時間であるにも関わらず、作業や生産を行っていない時間全般を指します。手待ち時間も空き時間の一部に含まれることが多いです。

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計測・測定

安全在庫
Safety Stock

需要や生産の変動、リードタイムのばらつきなど、不確実性に対応するために、予測される平均的な在庫量に加えて余分に持っておく在庫です。

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工程分析・可視化

アローダイアグラム
Arrow Diagram (or Precedence Diagram)

プロジェクトや作業の各タスク(作業)を矢印で表し、タスク間の依存関係や順序、所要時間などを記述して、プロジェクト全体のスケジュールを視覚的に示す図です。PERT図やCPM図などに用いられます。

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品質・その他関連知識

安全第一
Safety First

生産活動において、品質や納期よりも安全性を最優先するという考え方、スローガンです。

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IE基本用語・原則

IE (インダストリアル・エンジニアリング)
Industrial Engineering (IE)

生産活動やサービス提供など、人間とシステムが関わる様々なプロセスの設計、改善、確立に関する工学分野です。効率、生産性、品質、安全性、コストなどの最適化を目指します。

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計測・測定

異常値
Outlier / Abnormal Value

データの中で、他の多くの測定値から大きく外れている、通常では考えにくい値です。測定ミスやプロセスに一時的な異常が発生した可能性を示唆します。

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IE基本用語・原則

運搬
Transportation

物や人が物理的に移動することです。製造現場においては、原材料、部品、仕掛品、完成品などが工程間や倉庫間を移動する活動を指します。ムダの一つとされます。

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IE基本用語・原則

スマートファクトリー
Smart Factory

IoT、AI、ビッグデータ、ロボットなどの先進デジタル技術を活用し、工場内のあらゆる情報(生産状況、設備状態、品質情報など)をリアルタイムに収集・分析・活用することで、自律的に最適化が図られる次世代の工場です。

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動作分析

内段取り
Internal Setup

設備が停止している間(生産を止めて)でなければ行うことができない段取り作業の要素です。金型の交換や、機械内部の調整などが含まれます。

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工程分析・可視化

運搬分析
Transportation Analysis

物や人が職場内でどのように移動しているか、その経路、頻度、時間、方法などを調査・分析するIEの手法です。

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品質・その他関連知識

受入検査
Receiving Inspection (or Incoming Inspection)

外部から購入した原材料や部品、半製品などが、自社の仕様や品質基準を満たしているかを確認する検査です。

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IE基本用語・原則

+AI連携
+AI Linkage (OTRS10 feature)

OTRS10の機能の一つで、AI(人工知能)技術と連携し、より高度な分析や予測などを行う機能、またはその連携を示します。

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IE基本用語・原則

ABC分析 (在庫)
ABC Analysis (Inventory)

在庫品目を、年間使用金額や消費量などに基づいて、重要度の高い順にAクラス(上位約20%)、Bクラス(中位約30%)、Cクラス(下位約50%)の3つに分類する分析手法です。

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IE基本用語・原則

AI (人工知能)
Artificial Intelligence (AI)

人間の知的な活動(学習、認識、判断、推論など)の一部をコンピューターに行わせる技術です。

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IE基本用語・原則

ABC分析 (パレート分析)
ABC Analysis (Pareto Analysis)

複数の要因や項目を、その重要度や発生頻度、影響度に基づいて分類し、特に重要な上位項目(Aクラス)に焦点を当てて管理する手法です。パレート図を用いて行われることが多いです。

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その他

M2M (Machine to Machine)
Machine to Machine (M2M)

機器同士が直接的またはネットワーク経由で相互に通信し、情報をやり取りしたり、制御を行ったりする仕組みです。IoTの一部としても捉えられます。

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品質・その他関連知識

NPS(New Production System)
NPS(New Production System)

変貌を続ける市場や企業を取り巻く経済環境の変化に対して、自働化やジャストインタイムなどで知られるトヨタ生産方式(TPS)をベースに最も効率の良い「モノづくり」に挑戦する経営思想です。

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IE基本用語・原則

カイゼン
Kaizen (Continuous Improvement)

生産活動や業務プロセスにおいて、現状維持ではなく、継続的に改善活動を行い、より良いやり方を目指す日本の経営哲学および具体的な活動です。現場の小さな改善の積み重ねを重視します。

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IE基本用語・原則

価値の流れ
Value Stream

製品やサービスが、原材料の調達から顧客に届くまでの全プロセスにおいて、価値が付加されていく一連の流れを指します。付加価値を生む活動とそうでない活動が含まれます。

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IE基本用語・原則

カンバン方式
Kanban System

トヨタ生産方式における代表的な「プル生産方式」を運用するための情報伝達ツールです。部品の入った箱などに取り付けられ、後工程が必要なものを引き取る指示や、前工程への生産指示の役割を果たします。

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IE基本用語・原則

改善提案制度
Suggestion System

従業員が日々の業務の中で気づいた問題点や改善アイデアを会社に提案し、優れた提案に対しては表彰などを行う制度です。

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IE基本用語・原則

間接費
Indirect Cost

特定の製品やサービスに直接的に紐づけることが難しいコストです。間接材料費、間接労務費、製造間接費などが含まれ、何らかの基準で各製品などに配賦されます。

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計測・測定

管理図
Control Chart

製造プロセスが安定した状態(統計的管理状態)にあるかどうかを判断するために用いられるグラフです。時間軸に沿って測定値をプロットし、管理限界線と比較します。

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計測・測定

管理項目
Management Item / Control Item

管理図やその他の管理手法を用いて、継続的に監視・記録・分析し、プロセスの異常や変化を検知するための測定値や特性です。

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工程分析・可視化

価値の流れ図 (VSM)
Value Stream Mapping (VSM)

製品やサービスが顧客に届くまでのプロセス全体を、物と情報の両方の流れに着目して一つの図に書き起こしたものです。現在の状況(Current State Map)と将来の目指す姿(Future State Map)を作成します。

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工程分析・可視化

ガントチャート
Gantt Chart

プロジェクトや生産計画における各タスク(作業)の開始日、終了日、期間、担当者などを時間軸に沿って棒グラフで表示した図です。

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設備・稼働分析

可動率
Availability

設備が、稼働することが可能な時間(稼働可能時間)のうち、実際に稼働していた時間の割合です。計画的な停止時間(定期メンテナンスなど)を考慮に入れます。

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設備・稼働分析

稼働率
Operation Rate (or Utilization Rate)

設備や人員が、勤務時間や定時時間といった定められた総時間のうち、実際に稼働または作業していた時間の割合です。計画外の停止、計画内の停止、手待ちなど、全ての非稼働時間を含めて計算する場合が多いです。

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設備・稼働分析

稼働6大ロス
Six Big Losses of Availability

TPMにおけるロスの分類の一つで、設備の稼働時間そのものを奪う代表的な6種類のロス(故障、段取り・調整、チョコ停、速度低下、起動時不良、特性劣化による不良)を指します。

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その他

外注
Outsourcing / Subcontracting

自社で行う製造プロセスや業務の一部または全部を、外部の企業に委託することです。

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IE基本用語・原則

QC7つ道具
Seven QC Tools

品質管理において問題の発見、分析、解決に用いられる基本的な7種類のグラフや図(パレート図、特性要因図、ヒストグラム、管理図、散布図、グラフ、チェックシート)の総称です。

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品質・その他関連知識

QC活動 (品質管理サークル活動)
QC Circle Activities (Quality Control Circle)

職場内の小グループ(サークル)が、自分たちの職場の問題点を発見・分析し、QC手法なども活用しながら解決していく自発的な活動です。

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その他

クラウドコンピューティング
Cloud Computing

インターネット経由で提供される、サーバー、ストレージ、データベース、ネットワーク、ソフトウェアなどのコンピューティング資源を、必要な時に必要なだけ利用できるサービス形態です。

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IE基本用語・原則

原価管理
Cost Management

製品やサービスの製造にかかるコストを計画、把握、統制、削減するための活動全般です。

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動作分析

現品管理
Physical Inventory Control

在庫として存在する「物(現品)」を、その種類、数量、状態、保管場所などを正確に把握し、適切に管理することです。現物と帳簿の一致を目指します。

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IE基本用語・原則

効率
Efficiency

投入と産出の比率であり、特定の成果を得るためにいかに無駄なく資源(時間、労力、コストなど)が使われたかを示す度合いです。

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IE基本用語・原則

5S (整理)
Seiri (Sort)

職場において、必要なものとそうでないものを区別し、不要なものを処分することです。

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IE基本用語・原則

5S (整頓)
Seiton (Set in Order)

必要なものを、誰でも分かるように、使いたいときにすぐに取り出せる場所に、決められた通りに置くことです。置き場所、置き方、量を明確にします。

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IE基本用語・原則

5S (清掃)
Seiso (Shine)

職場や設備を掃除してきれいにすることです。単にきれいにするだけでなく、清掃を通じて設備の状態を点検する側面も持ちます。

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IE基本用語・原則

5S (清潔)
Seiketsu (Standardize, Sanitize)

整理・整頓・清掃の3Sが維持されている状態を習慣化し、誰もがきれいな状態を保つようにすることです。

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IE基本用語・原則

5S (躾)
Shitsuke (Sustain, Self-discipline)

決められたルールや手順を守るように習慣づけることです。自主的に、積極的に5Sやその他のルールを守る態度を養います。

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工程分析・可視化

工程分析
Process Analysis

製品が完成するまでの全工程を、どのような工程があり、どのような順序で行われているか、各工程で何が行われているかなどを詳細に調査・分析するIEの基本的な手法です。

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工程分析・可視化

工程記号
Process Symbols

IEの工程分析において、各工程で行われている活動(加工、運搬、検査、停滞など)を標準的な記号で表したものです。

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工程分析・可視化

工程図
Process Chart

IEの工程分析において、対象の移動、作業、検査、停滞などを、工程記号を用いて時間軸や距離軸に沿って記述した図です。製品工程図、作業者工程図などがあります。

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設備・稼働分析

故障停止
Breakdown Stop

設備の故障やトラブルによって生産が停止することです。計画外の停止の中でも大きなロスとなりやすい要因です。

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設備・稼働分析

固定費
Fixed Cost

生産量や販売量の増減にかかわらず、ほぼ一定額発生するコストです。家賃、減価償却費、正社員の給与、研究開発費などが含まれます。

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品質・その他関連知識

工程能力
Process Capability

ある製造工程が、定められた仕様や規格(上限値と下限値)を満たす製品をどれだけ安定して生産できるかの能力を示す度合いです。統計的な指標(Cp, Cpkなど)で評価されます。

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品質・その他関連知識

工程内検査
In-process Inspection

生産工程の途中で行われる検査です。各工程で品質を確認し、後工程への不良品の流出を防ぐことを目的とします。

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品質・その他関連知識

工程能力指数 (Cp, Cpk)
Process Capability Index (Cp, Cpk)

工程能力(仕様を満たす製品を安定して生産できる能力)を数値で示す指標です。Cpはばらつきの幅と仕様幅の比、Cpkはさらに中心のずれも考慮します。

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品質・その他関連知識

コアコンピタンス
Core Competence

企業が持つ、競合他社には真似できない、独自の強みとなる能力です。技術力、ブランド力、顧客との関係性、組織文化などが該当し得ます。

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その他

購買
Purchasing

生産に必要な原材料、部品、資材などを外部から購入する活動です。

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その他

購買リードタイム
Purchasing Lead Time

材料や部品などを発注してから、それが納品され、検収・入庫されるまでのにかかる時間です。

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IE基本用語・原則

作業分析
Work Analysis

ある作業がどのような要素作業に分解できるか、それぞれの要素作業にどれくらいの時間がかかっているか、どのような動作で行われているかなどを詳細に調査・分析するIEの手法です。

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IE基本用語・原則

在庫管理
Inventory Management

原材料、部品、仕掛品、完成品といった在庫について、その種類、量、保管場所などを適切に把握し、必要な時に必要な量だけ利用・供給できるように管理することです。

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IE基本用語・原則

先入れ先出し (FIFO)
First-In First-Out (FIFO)

在庫管理の原則の一つで、先に倉庫に入庫した古いものから先に払い出す(出庫する)ことです。食品や医薬品など、品質劣化の可能性があるものに適用されます。

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計測・測定

サイクルタイム
Cycle Time

ある特定の作業や工程が開始されてから完了するまでにかかる実時間です。製品1個(または特定の単位)を生産するのに要する時間として用いられます。

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計測・測定

散布図
Scatter Diagram

2つの異なる変数(要因と結果など)の間にどのような関係があるかを見るために、横軸と縦軸にそれぞれの測定値を取り、点でプロットしたグラフです。

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標準化・帳票

作業者分析
Worker Analysis

特定の作業者について、その作業内容、作業方法、作業時間、動作などを詳細に観察・分析するIEの手法です。

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標準化・帳票

作業手順書
Work Instruction Sheet (or Standard Operating Procedure: SOP)

ある作業を正しく、安全に、効率的に行うための具体的な手順、注意事項、使用工具、判定基準などを分かりやすく記述した文書です。

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標準化・帳票

作業要領書
Work Manual / Procedure

作業手順書と同様に、作業を正しく行うための詳細な手順や注意点を記した文書ですが、作業手順書よりも広範な作業や、より技術的な内容を含む場合があります。

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その他

サービス率 (納期遵守率など)
Service Level (e.g., On-Time Delivery Rate)

顧客からの要求(注文、納期など)に対して、どの程度応えられたかを示す指標です。納期遵守率、欠品率などで表されます。

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その他

サイバーセキュリティ
Cybersecurity

コンピューターシステムやネットワーク、データなどを、悪意のある攻撃や不正アクセス、誤操作などによる損傷、窃盗、妨害から保護するための技術、プロセス、管理策全般です。

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IE基本用語・原則

ジャストインタイム (JIT)
Just-In-Time (JIT)

必要なものを、必要な時に、必要な量だけ生産し、運搬する思想および生産方式です。「必要なものが後工程から流れてくる」というプルシステムが基本です。

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IE基本用語・原則

仕掛品
Work-in-Progress (WIP)

生産工程の途中にあり、まだ完成品となっていない状態の半製品や部品のことです。

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IE基本用語・原則

主要作業
Main Work (or Core Work)

プロセスにおいて、製品に直接的な付加価値を与える、またはプロセスの目的そのものとなる中心的な作業です。

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IE基本用語・原則

正味作業時間
Net Working Time

作業者が実際に製品に付加価値を与えるために直接作業を行った時間のことです。付帯作業や余裕時間を含まない、純粋な作業時間です。

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IE基本用語・原則

受注生産
Make-to-Order (MTO)

顧客からの注文を受けてから、製品の設計や製造を開始する生産形態です。個別受注生産や、標準品の組み合わせで対応する形態などがあります。

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IE基本用語・原則

小集団活動
Small Group Activities

職場内の数人からなる小グループが、自分たちの職場の問題解決や目標達成のために自律的に行う活動です。QCサークル活動などが代表例です。

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計測・測定

時間研究
Time Study

IEの基本的な手法の一つで、作業を要素作業に分解し、ストップウォッチなどを用いてそれぞれの時間を繰り返し計測し、標準時間を設定するための分析手法です。

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計測・測定

集計機能
Aggregation Function

収集した複数のデータを一定のルールに基づいて合計、平均、最大、最小、頻度などでまとめ、一覧表やグラフ作成の基礎とする機能です。

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計測・測定

正味時間
Net Time

(文脈により異なりますが)IEにおいては、ある作業やプロセスにおいて、機械や設備が実際に加工や処理に要した時間などを指すことがあります。手作業時間と対比して使われます。

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計測・測定

習熟曲線
Learning Curve

同じ作業を繰り返し行うことで、作業時間や不良率などが徐々に減少・改善していく傾向を示す曲線です。経験の蓄積による効率向上を表します。

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計測・測定

DMAIC (シックスシグマ改善手法)
DMAIC (Six Sigma Improvement Method)

シックスシグマで用いられる代表的な問題解決プロセスです。Define(定義)→ Measure(測定)→ Analyze(分析)→ Improve(改善)→ Control(管理)の5段階で構成されます。

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動作分析

SMED (シングル段取り)
Single Minute Exchange of Die (SMED)

段取り改善の具体的な手法の一つで、「シングルミニッツ」、すなわち段取り時間を一桁分(10分未満)にすることを目指す活動です。内段取りを外段取り化することなどが重要な考え方です。

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品質・その他関連知識

Cpk値
Cpk (Process Capability Index)

工程能力を示す統計的な指標の一つで、工程のばらつきが仕様範囲に対してどの程度余裕があるか、かつ工程の中心が仕様の中心からどれだけずれているかを考慮した指標です。Cpよりも実態に近い工程能力を示します。

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品質・その他関連知識

出荷検査
Shipping Inspection (or Outgoing Inspection)

完成した製品が、顧客の要求や出荷基準を満たしているかを確認する最終的な検査です。

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品質・その他関連知識

実行計画
Production Schedule

生産計画に基づき、より短期的な期間(日単位、時間単位など)で、各工程や設備で具体的に何をいつ行うかを詳細に定めた計画です。

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品質・その他関連知識

進捗管理
Progress Management

生産活動が計画通りに進んでいるかを確認し、遅延や問題が発生している場合はその原因を特定して対策を講じることです。

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品質・その他関連知識

シックスシグマ
Six Sigma

統計的な手法を用いて、製造プロセスや業務プロセスにおけるばらつきを極限まで小さくし、不良率を限りなくゼロ(100万回の機会に対して3.4件)に近づけることを目指す品質管理手法および経営戦略です。

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品質・その他関連知識

δ (シグマ) レベル
Sigma Level

シックスシグマにおいて、プロセスのばらつきの大きさと、仕様の中心からのずれを標準偏差(σ)で表した尺度です。シグマレベルが高いほど、ばらつきが小さく、品質が高いことを示します。

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計測・測定

スケジューリング
Scheduling

生産計画や実行計画において、各作業や工程の開始・完了時刻、順序、資源(設備、人員)の割り当てなどを具体的に決定することです。

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IE基本用語・原則

生産性
Productivity

投入した経営資源(人、設備、時間など)に対して得られた生産量や成果の割合を示す指標です。一般的に「産出量 ÷ 投入量」で表されます。

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IE基本用語・原則

前後作業
Preparatory and Finishing Work

ある作業や工程の前に必要な準備作業(機械の立ち上げ、部品の準備など)や、後に必要な片付け、確認などの作業です。付帯作業とほぼ同義で使われます。

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IE基本用語・原則

セル生産方式
Cell Production System

1人または少数の作業員が、多種類の製品を組み立てから完成まで、U字型などのコンパクトなラインの中で行う生産方式です。製品別や品番別にセルが作られます。

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IE基本用語・原則

設備分析
Equipment Analysis

設備の稼働状況、停止時間とその要因、能力、生産量、不良発生状況などを調査・分析することです。

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IE基本用語・原則

是正処置
Corrective Action

発生した問題(不適合など)について、その原因を取り除き、再発を防止するために講じる処置です。

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IE基本用語・原則

全数検査
100% Inspection

生産された製品の全てについて、一つずつ仕様や基準を満たしているかを確認する検査方法です。

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IE基本用語・原則

製造リードタイム
Manufacturing Lead Time

原材料や部品が生産工程に投入されてから、最終的な製品が完成するまでにかかる時間です。工程内の作業時間、待ち時間、運搬時間などが含まれます。

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計測・測定

生産計画
Production Planning

将来の一定期間にわたって、何を、いつ、いくつ、どのように生産するかを具体的に立案することです。需要予測、能力、在庫、納期などを考慮します。

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標準化・帳票

製造指示書
Manufacturing Order / Instruction

製品の製造を開始する際に、何を、いつまでに、いくつ作るか、どのような材料や工程を用いるかなどを具体的に指示する文書です。

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設備・稼働分析

OEE (設備総合効率)
Overall Equipment Effectiveness (OEE)

生産設備の稼働状況を総合的に評価するための指標です。「時間稼働率」「性能稼働率」「品質稼働率」の3つの要素を掛け合わせて算出されます。設備の総合的なロスを把握します。

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設備・稼働分析

性能6大ロス
Six Big Losses of Performance

TPMにおけるロスの分類の一つで、設備が稼働しているにも関わらず、能力を最大限に発揮できないことによる6種類のロス(チョコ停、空転・短時間停止、速度低下、起動時不良、特性劣化による不良、計画外停止)を指します。

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IE基本用語・原則

外段取り
External Setup

設備が稼働している間(生産を止めず)に行うことができる段取り作業の要素です。事前に準備しておく部品や工具の整理などが含まれます。

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工程分析・可視化

層別
Stratification

収集したデータを、特定の属性や条件(作業者、設備、時間帯、材料ロットなど)によってグループに分けて分析する手法です。

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工程分析・可視化

層別分析
Stratified Analysis

収集したデータを、特定の属性や条件(作業者、設備、時間帯、材料ロットなど)によってグループに分けて分析する手法です。問題の原因究明に有効です。層別と同義です。

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計測・測定

タクトタイム
Takt Time

お客様の要求する生産ペースを示す時間です。具体的には、1日の稼働時間を1日の必要生産数で割って算出され、「何分間に1個作れば良いか」を示します。

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その他

サーブリッグ分析
Therblig analysis

サーブリッグ分析とは、アメリカのギルブレスが考案した動作研究の手法で、「微動作分析」とも呼ばれます。この分析では、人が作業を行う際の基本動作を18種類の「動素(サーブリッグ)」と呼ばれる要素に分類し、それぞれを記号化して分析を行います。

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動作分析

多軸分析
Multi-axis Analysis

データを複数の異なる切り口(軸)、例えば「作業者別」「設備別」「製品別」「時間帯別」「停止要因別」など、組み合わせて集計・分析する手法です。

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IE基本用語・原則

多工程持ち
Multi-process Handling

1人の作業者が、複数の異なる工程や設備を担当し、製品が完成するまでの一連の作業を順番に行う生産形態です。セル生産方式などで多く見られます。

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IE基本用語・原則

棚卸し
Inventory Taking (or Stocktaking)

ある時点に企業が保有している全ての在庫(原材料、仕掛品、完成品など)の種類と数量を確認し、記録することです。

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IE基本用語・原則

多能工化
Multi-skilled workers

組織の人材を一人の作業者が複数の異なる作業や工程を担当できる「多能工」として教育・訓練する仕組みのことをいいます。

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IE基本用語・原則

多品種少量生産
High-Mix Low-Volume (HMLV)

品種の数が非常に多く、それぞれの品種の生産量が少ない生産形態です。近年、顧客ニーズの多様化により増加しています。

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IE基本用語・原則

段取り改善
Setup Time Reduction (or Changeover Improvement)

設備で異なる品種や製品を生産する際に必要となる、金型交換や調整などの段取りにかかる時間を短縮する活動です。

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計測・測定

段取り停止
Setup Stop (or Changeover Stop)

設備で異なる製品や品種を生産するために、金型交換や設定変更といった段取り作業を行っている間の設備停止時間です。

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IE基本用語・原則

直接費
Direct Cost

特定の製品やサービス、活動に直接的に紐づけることができるコストです。直接材料費、直接労務費などが含まれます。

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標準化・帳票

チェック項目
Check Item

作業や点検、確認などの際に、漏れなく実施すべき事柄としてリストアップされた個々の項目です。チェックシートに記述されます。

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設備・稼働分析

チョコ停
Chokotei (Momentary Stop)

生産設備が何らかの理由で、数秒から数分程度の短い時間、繰り返し停止する現象を指します。一回の停止時間は短くても、頻発すると稼働時間の大きなロスとなります。

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品質・その他関連知識

チェックシート
Checklist / Check Sheet

あらかじめ決められた項目について、それが実施されたか、または特定の現象(不良の種類、停止要因など)がいくつ発生したかなどを記録するための用紙や様式です。

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IE基本用語・原則

ツール
Tool

IEやカイゼン活動、生産管理、品質管理などで用いられる、分析、問題解決、改善推進などを支援するための様々な道具や手法です。QC7つ道具、IE手法、各種グラフなどが含まれます。

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IE基本用語・原則

手待ち
Waiting Time (or Idle Time)

作業者や設備が、次の作業や指示、部品、設備の準備ができるまでの間、何もせずに待っている状態です。ムダの一つとされます。

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IE基本用語・原則

TPM 8つの柱 (自主保全)
Autonomous Maintenance (TPM)

TPM活動の8つの柱の一つで、設備を使用するオペレーター自身が、自分の担当設備の日常点検、清掃、給油、簡単な調整などを行い、設備の異常の早期発見や状態維持に努める活動です。

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IE基本用語・原則

TPM 8つの柱 (管理間接部門の効率化)
Administrative and Indirect Support (TPM)

TPM活動の8つの柱の一つで、生産現場を支援する管理部門や間接部門(購買、経理、開発、営業など)も、それぞれの業務におけるムダを排除し、効率を高める活動です。

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IE基本用語・原則

DX (デジタルトランスフォーメーション)
Digital Transformation (DX)

デジタル技術を活用して、製品やサービス、ビジネスモデル、組織、プロセス、企業文化などを変革し、競争優位性を確立することです。

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計測・測定

適正在庫
Optimal Inventory Level

欠品リスクを最小限に抑えつつ、在庫にかかるコスト(保管費、発注費用など)も最小になるような、最も適切とされる在庫量です。

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工程分析・可視化

デジタルツイン
Digital Twin

現実世界の物理的なモノやプロセス、システムから収集したデータを基に、コンピューター上に全く同じ環境の仮想モデルを構築し、リアルタイムに連携させてシミュレーションや分析を行う技術です。

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設備・稼働分析

停止時間
Stop Time (or Downtime)

設備が計画外の理由(故障、チョコ停、段取り、手待ちなど)により、生産活動を停止している時間です。

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設備・稼働分析

TPM (全員参加の生産保全)
Total Productive Maintenance (TPM)

生産設備の効率を極限まで高めることを目指し、生産部門だけでなく、保全部門、技術部門、管理部門など、全社員が参加して行う生産保全活動です。故障ゼロ、不良ゼロ、災害ゼロなどを目標とします。

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設備・稼働分析

TPM 8つの柱 (個別改善)
Individual Improvement (TPM)

TPM活動の8つの柱の一つで、設備や工程の様々なロス(故障、段取り、速度低下、不良など)を一つずつ取り上げて、専門的なアプローチで徹底的に改善する活動です。

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設備・稼働分析

TPM 8つの柱 (計画保全)
Planned Maintenance (TPM)

TPM活動の8つの柱の一つで、保全部門が中心となり、設備の故障履歴、劣化状況、メーカー推奨などを考慮して、定期的にまたは予知的に行う保全活動です。

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設備・稼働分析

TPM 8つの柱 (教育・訓練)
Education and Training (TPM)

TPM活動の8つの柱の一つで、全従業員が必要なスキルや知識(設備の操作・保全、IE手法、問題解決手法など)を習得するための教育・訓練活動です。

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設備・稼働分析

TPM 8つの柱 (初期管理)
Early Equipment Management (TPM)

TPM活動の8つの柱の一つで、新しい設備を導入する際に、過去の設備で経験した問題点や改善点を設計段階から反映させ、立ち上げ期間短縮や早期安定稼働を目指す活動です。

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設備・稼働分析

TPM 8つの柱 (品質保全)
Quality Maintenance (TPM)

TPM活動の8つの柱の一つで、設備の要因に起因する不良(設備起因不良)の発生をゼロにすることを目指す保全活動です。不良を生産しない条件を維持・管理します。

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設備・稼働分析

TPM 8つの柱 (安全・衛生・環境管理)
Safety, Hygiene, and Environment (TPM)

TPM活動の8つの柱の一つで、災害ゼロ、労働災害ゼロ、環境負荷ゼロを目指し、安全で衛生的、かつ環境に配慮した職場づくりを行う活動です。

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品質・その他関連知識

TQC (全社的品質管理)
Total Quality Control (TQC)

企業の全部門、全従業員が品質管理活動に参画し、顧客満足を達成するために、製品・サービスの品質だけでなく、業務プロセスの質、組織の質なども含めた幅広い品質向上を目指す活動です。

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品質・その他関連知識

TQM (総合的品質マネジメント)
Total Quality Management (TQM)

TQCと同様に、企業全体で品質向上に取り組むマネジメント手法ですが、TQCよりもさらに広範で、経営戦略との連携、リーダーシップ、顧客志向などを重視する概念です。

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IE基本用語・原則

トヨタ生産方式 (TPS)
Toyota Production System (TPS)

トヨタ自動車が確立した独自の生産管理システムです。ジャストインタイムと自働化を二本柱とし、徹底的なムダの排除を特徴とします。

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IE基本用語・原則

動作研究
Motion Study

IEの基本的な手法の一つで、作業者の動作を観察・分析し、より楽で、より速く、よりムダのない動作方法を追求する分析手法です。

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IE基本用語・原則

特性要因図 (Cause and Effect Diagram)
Cause and Effect Diagram (Fishbone Diagram)

ある結果(特性、問題)に対して影響を与えている可能性のある要因を、魚の骨のような形状に整理して図示したものです。要因を人、設備、方法、材料、測定、環境などのカテゴリに分けて検討します。

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動作分析

動作分析
Motion Analysis

作業者の動作を詳細に観察・分析し、ムダな動きの排除、効率的な動作の探求、標準的な動作方法の確立を行うIEの基本的な手法です。時間研究と組み合わせて行われることが多いです。

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動作分析

動画撮影
Video Recording

IEの動作分析や作業分析のために、現場での作業風景や設備の状態などをビデオカメラで撮影することです。

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動作分析

動作経済の原則
Principles of Motion Economy

IEの動作研究において、より効率的で疲労の少ない動作を行うための基本的な考え方やガイドラインの集合です。身体各部の使い方、作業空間の配置、工具・設備の利用などに関する原則があります。

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品質・その他関連知識

トレース能力
Traceability

製品がいつ、どこで、誰によって、どのような材料や工程を経て作られたかを記録し、必要に応じてその記録をさかのぼって確認できる能力です。

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IE基本用語・原則

なぜなぜ分析
Why-Why Analysis

発生した問題に対して、「なぜ」を最低5回繰り返し問いかけることで、表面的な原因だけでなく、真の原因(根源原因)を掘り下げる分析手法です。

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品質・その他関連知識

抜取検査
Sampling Inspection

生産された製品の全てを検査するのではなく、定められた規則に基づいて一部を抜き取って検査し、その結果からロット全体の品質を統計的に判定する検査方法です。

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IE基本用語・原則

ばらつき
Variation

同じ条件で生産したり作業したりしても、製品の品質、作業時間、設備の稼働状況などが均一にならずに変動することです。ムラの一因となります。

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IE基本用語・原則

パレート図
Pareto Chart

複数の要因(例:不良原因、停止要因)を、それぞれの発生件数や損失額の大きい順に並べ、累積比率と共に棒グラフと折れ線グラフで表したものです。

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IE基本用語・原則

発注点
Reorder Point

在庫量がこの点を下回ったら、次の発注を行うべき基準となる在庫量です。リードタイム中の需要量や安全在庫などを考慮して設定されます。

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IE基本用語・原則

発注ロット
Order Lot Size

一回の発注で供給される(または生産する)単位量です。

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IE基本用語・原則

PDCAサイクル
PDCA Cycle

Plan (計画) → Do (実行) → Check (評価・測定) → Act (改善・処置) の4段階を繰り返すことで、業務管理や改善活動を継続的に進める手法です。

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IE基本用語・原則

非付加価値
Non-Added Value

顧客にとって価値を生み出さない活動や状態のことです。待機、運搬、手直し、検査など、多くの管理・間接作業も含まれることがあります。ムダと同義で使われることも多いです。

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IE基本用語・原則

標準原価
Standard Cost

製品一個あたり、または特定の期間に製造される製品全体について、適正な能率と適正な価格に基づき算定された目標となる原価です。

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IE基本用語・原則

費用対効果
Cost-Benefit Analysis (CBA)

ある施策やプロジェクト(例:カイゼン活動、設備投資)を実施するのにかかる費用(コスト)と、そこから得られる効果(利益、削減額など)を比較し、その妥当性を評価することです。

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計測・測定

標準時間
Standard Time

熟練した作業者が、標準的な作業条件のもとで、適切な余裕率を考慮して、ある作業を遂行するために必要とされる時間として設定されたものです。IEの時間研究などによって算出されます。

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計測・測定

ヒストグラム
Histogram

測定値の分布状況を棒グラフで表したものです。測定値の範囲をいくつかの区間に分け、各区間に含まれる測定値の度数(個数や頻度)を示します。

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標準化・帳票

標準作業
Standard Work

最も効率的かつ安全に作業を遂行するために、現在の最善と定められた作業手順、方法、時間、必要な手持ち量などを具体的に記したものです。

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標準化・帳票

標準作業組合せ票
Standard Work Combination Sheet

標準作業の内容を視覚的に示すための様式です。作業者の手作業時間、歩行時間、機械時間を時間軸に沿って記述し、タクトタイムとの関係や複数作業者の組み合わせなどを表現します。

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標準化・帳票

標準化
Standardization

作業方法、手順、基準、使用する工具や設備などを、統一された最も良いやり方として定めることです。標準作業設定などが含まれます。

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設備・稼働分析

比較分析
Comparative Analysis

複数の対象(例:異なる作業者、異なる期間、改善前と改善後など)のデータを比較し、その差異や傾向を明らかにすることです。

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設備・稼働分析

品質2大ロス
Two Big Losses of Quality

TPMにおけるロスの分類の一つで、品質に関する2種類のロス(不良によるロス、手直しによるロス)を指します。

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品質・その他関連知識

品質管理 (QC)
Quality Control (QC)

製品やサービスが定められた品質基準を満たしていることを確認し、品質の維持・向上を図るための活動全般です。検査、統計的手法、管理図の活用などが含まれます。

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品質・その他関連知識

品質保証 (QA)
Quality Assurance (QA)

製品やサービスの企画・設計から製造、販売、サービスに至る全てのプロセスにおいて、品質が適切に確保され、顧客が安心して満足できる品質の製品を入手できることを保証するための活動です。

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品質・その他関連知識

ヒヤリハット
Hiyari-Hatto (Near Miss)

作業中に、幸いにして災害や事故には至らなかったものの、「ヒヤリ」としたり「ハット」したりした出来事です。潜在的な危険要因の現れです。

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品質・その他関連知識

品質第一
Quality First

生産活動において、納期やコストよりも品質を最優先するという考え方、スローガンです。

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品質・その他関連知識

品質特性
Quality Characteristics

製品やサービスに求められる、顧客満足や使用目的を達成するために重要な特性(例:寸法精度、強度、外観、機能、信頼性など)です。

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その他

ビッグデータ
Big Data

量(Volume)、種類(Variety)、発生頻度(Velocity)などが非常に大きく、従来のデータベース管理ツールやデータ分析手法では処理・分析が困難な大量のデータ群です。

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IE基本用語・原則

不良率
Defect Rate (or Defective Rate)

生産された製品やサービスの総数のうち、仕様や基準を満たさない不良品や不適合品が占める割合です。

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IE基本用語・原則

VE (Value Engineering)
Value Engineering (VE)

製品やサービスの「価値 (Value) = 機能 (Function) ÷ コスト (Cost)」を向上させることを目的とした体系的な活動です。必要な機能を最小のコストで実現する方法を追求します。

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IE基本用語・原則

付加価値
Added Value

原材料の購入価格や製造にかかった費用に対して、製品として顧客に提供することで加わった価値のことです。または、プロセスの中で形や性質が変わり、次に活かせる状態になることです。

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IE基本用語・原則

付帯作業
Incidental Work

主要作業の前後や合間に行われる、主要作業を遂行するために必要な準備、後始末、片付けなどの作業です。

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IE基本用語・原則

付帯時間
Incidental Time

付帯作業を行うために費やされた時間です。正味作業時間とは区別されます。

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IE基本用語・原則

プル生産方式
Pull System

後工程が必要なものを、必要な時に、必要な量だけ、前工程から引き取る(Pullする)ことによって生産を進める方式です。市場の需要が出発点となります。

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IE基本用語・原則

プッシュ生産方式
Push System

生産計画に基づいて、前工程が完了したものを次々と後工程へ押し出す(Pushする)ことによって生産を進める方式です。計画通りに進めやすい反面、工程間の能力差により滞留や在庫が発生しやすいです。

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IE基本用語・原則

歩留まり
Yield Rate

投入した原材料や部品の量に対して、仕様を満たす良品として出来上がった製品の量の割合です。不良品や加工ロスなどによって低下します。

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IE基本用語・原則

物流
Logistics

原材料の調達から生産、販売、そして顧客への配送、回収、廃棄に至るまで、物の流れとそれに伴う情報を管理する活動全般です。

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IE基本用語・原則

負荷管理
Load Management

生産計画や人員配置に基づき、各設備や人員にどれくらいの作業量や時間が割り当てられているか(負荷)を把握し、調整することです。

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計測・測定

FA (ファクトリーオートメーション)
Factory Automation (FA)

工場における生産工程の自動化を進めることです。ロボット、自動搬送装置、自動倉庫システム、自動検査装置などが活用されます。

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工程分析・可視化

フローチャート
Flowchart

プロセスや作業の手順、判断分岐などを、図形と矢印を用いて段階的に表した図です。

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品質・その他関連知識

不適合品
Nonconforming Product (or Defective Product)

製品が、定められた仕様や基準(要求事項)を満たしていないものです。不良品と同義で使われることが多いです。

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IE基本用語・原則

平準化
Heijunka (Production Leveling)

生産量や生産する品種の順番を、一定期間(例えば1日や1週間)で均等にならすことです。需要の変動があっても、最終組み立てラインには少量ずつ、ミックスされた品種が流れるように計画します。

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計測・測定

ベンチマーキング
Benchmarking

自社と、同業他社や業界のリーダーなど、最も優れた活動を行っている対象(ベストプラクティス)の活動内容やパフォーマンス指標を比較・分析することです。

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品質・その他関連知識

変動費
Variable Cost

生産量や販売量の増減にほぼ比例して変動するコストです。原材料費、直接労務費、販売手数料などが含まれます。

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IE基本用語・原則

保管
Storage

生産に必要な材料や部品、完成品などを一時的に、または一定期間、倉庫や指定の場所に置いておくことです。在庫を持つ活動に含まれます。

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計測・測定

ボトルネック
Bottleneck

生産工程や業務プロセスの中で、処理能力が最も低い、または作業の滞留が発生しやすく、システム全体の生産能力やスループットを制約している工程や資源を指します。

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品質・その他関連知識

ポカヨケ
Poka-yoke (Mistake-proofing)

人間が不注意などで間違った作業や判断をしても、不良品が発生しない、または危険な状態にならないようにするための仕組みや装置です。

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計測・測定

マスカスタマイゼーション
Mass Customization

大量生産(Mass Production)の効率性を持ちながら、顧客一人ひとりの多様なニーズに合わせたカスタマイズされた製品を提供する生産・販売形態です。

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IE基本用語・原則

量産垂直立ち上げ
Mass Production Vertical Startup

量産垂直立ち上げとは、製品の生産を段階的に拡大するのではなく、発売と同時にフル生産体制を構築し、マーケティングのピークを合わせることです。これにより、販売初期の売上を最大化することを目指します。

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工程分析・可視化

マイルストーン
Milestone

プロジェクトや計画において、中間目標の達成点や、重要な節目となる特定の時点です。

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IE基本用語・原則

見える化
Visualization

現場の状況(生産量、稼働状況、在庫、進捗、品質など)や業務に関する情報を、誰もが見てすぐに理解できるような形(グラフ、図、掲示物など)で表示することです。

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品質・その他関連知識

見込み生産
Make-to-Stock (MTS)

過去の需要予測や販売計画に基づいて製品をあらかじめ生産し、在庫としてプールしておき、注文が入ったら在庫から出荷する生産形態です。

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IE基本用語・原則

ムダ
Muda (Waste)

製造プロセスにおいて、顧客価値を生み出さない一切の活動や、投入した資源に対して得られる成果が少ない非効率な状態を指します。代表的なものに7つのムダがあります。

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IE基本用語・原則

ムラ
Mura (Unevenness, Variation)

生産量や作業スピード、品質、負荷などが、工程間や作業者間、時間帯などでばらついている状態を指します。平準化されていない状態です。

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IE基本用語・原則

ムリ
Muri (Overburden, Unreasonableness)

人員や設備に能力以上の負荷がかかっていたり、不合理な作業を強いられていたりする状態を指します。

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IE基本用語・原則

山積み表
Yamazumi Chart (or Stacked Bar Chart for Line Balancing)

生産ラインを構成する各工程や作業者の作業時間を棒グラフのように積み上げて表示し、ライン全体の負荷やバランスの状況を視覚的に把握するためのグラフです。

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IE基本用語・原則

要素組替
Element Recombination

作業を構成する個々の要素作業を分析した後、それらの要素の順序を変更したり、他の作業者や設備に割り当てたりして、より効率的な作業手順や分担を検討することです。ラインバランス改善などで用いられます。

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IE基本用語・原則

余裕時間
Allowance Time

作業者が疲労回復、生理的用務、避けられない遅延(機械待ち、指示待ちなど)のために必要とする時間です。正味作業時間や付帯時間とは区別されます。

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計測・測定

余裕率
Allowance Rate

作業者が疲労回復や生理的用務、避けられない遅延(機械待ち、監督者指示待ちなど)のために必要とする、標準時間に加算される時間の割合です。

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品質・その他関連知識

予防処置
Preventive Action

起こりうる潜在的な問題(まだ発生していない不適合など)を予測し、その発生を未然に防止するために講じる処置です。

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IE基本用語・原則

ラインバランス
Line Balancing

複数の工程や作業者からなる生産ラインにおいて、各工程または作業者の作業時間や負荷を平準化し、ライン全体の生産性を最大化することです。

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IE基本用語・原則

リードタイム
Lead Time

製品やサービスが、あるプロセスやシステムを開始されてから完了するまでにかかる総時間です。製造においては、注文を受けてから納品するまで、原材料発注から受入までなど様々なリードタイムがあります。

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IE基本用語・原則

リーン生産方式
Lean Manufacturing

トヨタ生産方式を源流とし、顧客に価値を届けるまでのプロセス全体からムダを徹底的に排除することを目指す生産方式です。プルシステム、フロー、完璧の追求などを原則とします。

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品質・その他関連知識

リスクアセスメント
Risk Assessment

職場に潜む危険性や有害性を特定し、それらによって引き起こされる可能性のある労働災害の重篤度や発生頻度を見積もり、リスクの大きさに基づいて対策の優先順位を決定する一連の手順です。

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IE基本用語・原則

レイアウト
Layout

工場やオフィスなどの物理的な配置や動線を設計することです。設備、作業エリア、通路、倉庫などの配置を決定します。

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IE基本用語・原則

レポートビルダー
Report Builder

収集・分析したデータを、目的に応じた形式(集計表、グラフなど)で報告書として作成するための機能です。

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動作分析

連合作業分析
Gang Process Chart (or Multiple Activity Chart)

複数の作業者や作業者と設備(機械)が一緒に行う作業について、それぞれの活動内容と時間を時間軸に沿って記述し、連携状況や手待ちを分析するIEの手法です。

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IE基本用語・原則

RPA (ロボティック・プロセス・オートメーション)
Robotic Process Automation (RPA)

人間がコンピューター上で行う定型的で反復的な操作(データ入力、システム間連携、レポート作成など)を、ソフトウェアロボットによって自動化することです。

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計測・測定

ロス時間
Loss Time

計画されていた稼働時間や作業時間のうち、様々な原因によって生産活動が行われなかった時間全般を指します。停止時間や手待ち時間、性能低下による時間ロスなどが含まれます。

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設備・稼働分析

ロス (TPMにおけるロス)
Loss (in TPM)

TPMにおいて、設備の稼働時間、性能、品質に関する効率を低下させる様々な要因を指します。「8大ロス」「16大ロス」などに分類されます。

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品質・その他関連知識

ロット管理
Lot Control

製品を、同じ製造条件や同じ原材料などから生産された一定量のまとまり(製造ロット)として管理することです。ロットごとに識別番号などが付与されます。

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IE基本用語・原則

ワンポイントレッスン (OPL)
One Point Lesson (OPL)

現場で見つかった問題やカイゼンの事例、設備の簡単な取り扱い方法などについて、作業者間で共有するために作成される、1枚または数枚の簡潔な教育資料です。

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計測・測定

ワークサンプリング
Work Sampling

IEの手法の一つで、ある期間中に、対象となる作業者や設備がどのような状態(稼働中、手待ち、停止など)にあるかを、瞬間観測によって統計的に推定する手法です。

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