TPM 8つの柱 (初期管理)
Early Equipment Management (TPM)
定義:
TPM活動の8つの柱の一つで、新しい設備を導入する際に、過去の設備で経験した問題点や改善点を設計段階から反映させ、立ち上げ期間短縮や早期安定稼働を目指す活動です。
目的:
設備導入時のトラブルを最小限に抑え、設計段階からメンテナンス性や生産性の高い設備を実現することです。
補足:
OTRS10で既存設備の稼働状況や停止要因、特定の作業時間などを詳細に分析しておいたデータは、新しい設備の仕様検討や設計段階での課題抽出に役立ちます。また、新しい設備導入後の立ち上げ期間において、OTRS10で早期に稼働状況やチョコ停などを監視・分析することで、問題点の早期発見と対策が可能となり、初期管理を支援します。