工程内検査
In-process Inspection
定義:
生産工程の途中で行われる検査です。各工程で品質を確認し、後工程への不良品の流出を防ぐことを目的とします。
目的:
後工程や最終検査での手直しや不良発見による大きなロスを防ぎ、早期に問題を検出して対策を講じることです。品質の作り込みに重要な役割を果たします。
補足:
OTRS10を用いた工程内の作業分析や、設備の稼働・停止データの収集は、工程内検査の前後の作業時間や、検査結果によって発生する手戻り・手待ち時間などを分析するのに役立ちます。また、特定の作業方法や設備状態が工程内検査結果(良品/不良品)に影響を与えていないかを分析し、工程内での品質安定化に向けた改善検討に貢献できます。