ロット管理
Lot Control

定義:

製品を、同じ製造条件や同じ原材料などから生産された一定量のまとまり(製造ロット)として管理することです。ロットごとに識別番号などが付与されます。

目的:

同一ロット内の製品の品質を均質に保つこと、品質問題が発生した場合に、その原因となった製造条件や材料ロットを迅速に特定し、問題の範囲を限定すること(トレーサビリティの確保)です。

補足:

OTRS10は、製造ロットごとに「いつ(時間帯)」「誰が(作業者)」「どの設備で」「どのような作業方法で(動画)」生産したかといった詳細なデータを記録できます。これらのデータは、特定の製造ロットに紐づけて管理することが可能であり、品質問題発生時の原因究明や、後工程への影響範囲特定といったロット管理(トレーサビリティ)をデータで支援します。