OEE (設備総合効率)
Overall Equipment Effectiveness (OEE)
定義:
生産設備の稼働状況を総合的に評価するための指標です。「時間稼働率」「性能稼働率」「品質稼働率」の3つの要素を掛け合わせて算出されます。設備の総合的なロスを把握します。
目的:
設備の「時間ロス」「速度ロス」「品質ロス」を定量的に把握し、設備の総合的な効率を最大化することで、設備に関する問題点や改善機会を特定し、TPM活動などを推進することです。
補足:
OTRS10は、OEE算出の基礎となる設備稼働時間、停止時間とその要因、生産数、不良数、サイクルタイム(理論値・実測値)などのデータを収集・分析できます。これにより、正確なOEEの算出と、OEE低下要因(ロス)の詳細な分析が可能となり、設備改善活動を効果的にサポートします。