パレート図
Pareto Chart

定義:

複数の要因(例:不良原因、停止要因)を、それぞれの発生件数や損失額の大きい順に並べ、累積比率と共に棒グラフと折れ線グラフで表したものです。

目的:

問題の主要因を特定し、限られた資源で最大の効果を上げるために、どの要因から優先的に対策すべきかを判断することです。「重要な少数の問題」と「些末な多数の問題」を区別します。

補足:

OTRS10の稼働監視機能で収集・集計した停止要因別の停止時間や発生回数、または不良要因別の不良発生数といったデータは、パレート図を作成する上で最適なデータです。OTRS10の集計結果を基にパレート図を作成することで、設備停止の主要因や不良の主要因を明確に特定し、カイゼン活動の優先順位付けをデータに基づいて行えます。