TPM 8つの柱 (品質保全)
Quality Maintenance (TPM)

定義:

TPM活動の8つの柱の一つで、設備の要因に起因する不良(設備起因不良)の発生をゼロにすることを目指す保全活動です。不良を生産しない条件を維持・管理します。

目的:

設備の精度維持や異常の早期発見を通じて、設備が原因で発生する不良品をなくし、品質の安定化・向上を図ることです。

補足:

OTRS10は、設備の稼働データと不良発生データを関連付けて分析することで、特定の設備の稼働状態や停止状況が不良発生に影響していないかを検証する手がかりを提供します。また、標準作業の遵守状況(OTRS10の作業分析で確認)と不良発生を関連付けて分析することで、設備だけでなく作業方法に起因する不良要因の特定にも役立ち、品質保全活動をデータで支援します。