δ (シグマ) レベル
Sigma Level
定義:
シックスシグマにおいて、プロセスのばらつきの大きさと、仕様の中心からのずれを標準偏差(σ)で表した尺度です。シグマレベルが高いほど、ばらつきが小さく、品質が高いことを示します。
目的:
プロセスの品質能力を定量的に評価し、品質改善の目標設定や進捗評価に用いることです。シグマレベル6は、100万回の機会あたり3.4件の不良という極めて低い不良率に相当します。
補足:
OTRS10で収集したデータ自体が直接シグマレベルを算出するわけではありませんが、OTRS10で得られる作業時間や特定の品質特性に関するデータのばらつき(標準偏差など)に関する情報は、プロセスのばらつきの度合いを理解し、シグマレベル評価や改善の必要性を検討する上での参考情報となり得ます。