性能6大ロス
Six Big Losses of Performance
定義:
TPMにおけるロスの分類の一つで、設備が稼働しているにも関わらず、能力を最大限に発揮できないことによる6種類のロス(チョコ停、空転・短時間停止、速度低下、起動時不良、特性劣化による不良、計画外停止)を指します。
目的:
設備が稼働している間の速度的なロスや短い停止によるロスを削減し、設備の性能稼働率を高めることです。
補足:
OTRS10の稼働監視機能は、チョコ停や空転といった短時間停止を詳細に記録できます。また、OTRS10の動作分析で実際のサイクルタイムを計測し、理論上のサイクルタイムと比較することで、速度低下の度合いを把握することも可能です。これらのデータは、性能6大ロスのうち、特にチョコ停、空転、速度低下といった要素の分析に貢献します。