TPM (全員参加の生産保全)
Total Productive Maintenance (TPM)
定義:
生産設備の効率を極限まで高めることを目指し、生産部門だけでなく、保全部門、技術部門、管理部門など、全社員が参加して行う生産保全活動です。故障ゼロ、不良ゼロ、災害ゼロなどを目標とします。
目的:
設備の総合効率(OEE)の最大化を通じて、生産システムの効率を極限まで追求することです。「生産する」「保全する」のは自分たちであるという意識を醸成します。
補足:
OTRS10は、TPMの目標であるOEE算出の基礎データを提供します。特に設備の稼働・停止時間、停止要因(故障、チョコ停、段取りなど)の詳細な記録・分析は、TPMの8つの柱のうち「個別改善」「自主保全」「計画保全」「品質保全」などにおけるロス特定と改善活動に不可欠な情報を提供し、TPM活動をデータに基づいて推進することを強力に支援します。