TQC (全社的品質管理)
Total Quality Control (TQC)
定義:
企業の全部門、全従業員が品質管理活動に参画し、顧客満足を達成するために、製品・サービスの品質だけでなく、業務プロセスの質、組織の質なども含めた幅広い品質向上を目指す活動です。
目的:
顧客満足を究極の目標とし、企業全体の質の向上を図ることです。品質管理を一部門の活動ではなく、全社的な経営課題として捉えます。
補足:
TQCは経営全体の活動であり、OTRS10は特定の現場データ収集・分析ツールです。しかし、OTRS10が提供するデータ(生産性、稼働率、不良率、作業時間など)は、製造部門の質向上に関する客観的な指標を提供するため、TQC活動における製造部門の現状把握や改善成果の評価に貢献できます。