TQM (総合的品質マネジメント)
Total Quality Management (TQM)

定義：

TQCと同様に、企業全体で品質向上に取り組むマネジメント手法ですが、TQCよりもさらに広範で、経営戦略との連携、リーダーシップ、顧客志向などを重視する概念です。

目的：

組織の有効性と効率性を最大化し、顧客を含む全ての利害関係者の満足を目指す、経営そのものに品質の考え方を取り入れた活動です。

補足：

TQMも経営全体の活動であり、OTRS10は特定の業務領域を支援するツールです。しかし、TQMの実践にはプロセス改善のためのデータが不可欠であり、OTRS10が提供する製造プロセスの詳細なデータや分析結果は、TQMにおける「プロセスアプローチ」「事実に基づく意思決定」を支援する重要な情報源となり得ます。